プーリア…一つとして同じ顔を持たない土地。

砂と岩、緑と小麦畑に彩られた丘隆、見渡す限りの果樹とオリーブの畑、岩肌が剥き出しになった丘、穏やかな入り江、鍾乳洞、人間の手で何世紀もの時間をかけて作り上げた富饒な土地、ドルメン、メンヒル、城、教会、修道院、聖地、美術館、屋敷、別荘、大農場、塔、トゥルッリがひしめく乾き切った土地…これらがモザイク状に組み合わさったのがプーリアなのです。

四季を通じて芸術、文明、色彩、伝統、味覚を刺激してくれる土地・・・それがプーリアです。
 

San Pietro Vernotico - ブリンディシ県

サン・ピエトロ・ヴェルノーティコ

サン・ピエトロ・ヴェルノーティコは人口約1万5千人ほどのプーリア地方ブリンディシ県の小さな町です。かつてメッサーピ平地と呼ばれたレッチェ台地に位置し、アドリア海に面するカンポ・ディ・マーレ海岸を含むネグラマーロ公園の一部にも含まれています。

伝説によればサン・ピエトロ・ヴェルノーティコの町は聖ピエトロによって生まれたとされています。自分の領土を広げることを望んだ聖ピエトロが隣町であるチェリーノ・サン・マルコの創設者である聖マルコの頭にメロンを投げつけ、聖マルコの方は聖ピエトロの耳に噛み付いて応酬したという逸話が今でも語り継がれています。 

2008年からサン・ピエトロ・ヴェルノーティコは工業開発に力を入れています。とは言え、町の主要産業は今でもオリーブ、ワイン用ブドウ、アーティチョークなどに代表される農業活動に基盤を置いています。


見どころ

この町の代表建築物は使徒を描いた4点のフレスコ画、聖ピエトロとキリストを描いた主祭壇、楕円形の広場に囲まれた前庭などが特徴的な使徒聖ピエトロ教会です(15世紀建立)。

また1700年代に作られたヴェネチア風の使徒聖ピエトロ像を奉納する聖母教会(15世紀建立)も特筆に価します。

住宅地の中心部にはサン・ピエトロ・ヴェルノーティコで一番古い史跡である男爵の塔があります。

正方形の基盤を持つこの塔には敵に煮えたぎった湯や油を注ぎかけるための狭間がつけられています。サン・ピエトロ・ヴェルノーティコでは “カニッズ造りの家”と呼ばれる非常に独特な土着建築様式を見ることが出来ます。積み重ねた石を石灰質の粘土で塗り固めて壁を作るこの建築様式の名前の由来は、屋根の部分に並べられた湿地帯の葦植物の名から取られています(この上にさらに赤土、石灰、藁を混ぜた混合物を塗り固める)。 

カルメロ山のマドンナの礼拝堂は1600年代に、聖ジュゼッペ教会は1688年に建立されました。さらにサレント半島の中央部に位置したアドリア海の透き通った海と温暖な気候を満喫できるカンポ・ディ・マーレ海岸も特筆に価します。


イベント

  • 1月– 聖アントーニオに捧げたどんど焼き
  • 4月 – トルコ軍を敗走させたことを記念する旗竿の祭り(敗走する際にトルコ軍が投げ捨てていった軍団旗にまつわる催し)
  • 6月 – 町の守護聖人である聖ピエトロに捧げた祝日
  • 7月 – カルミネのマドンナの祝日
  • 8月 – カタツムリ祭り
  • 12月 – 無現在のお宿りに捧げた市とペットレ(揚げピザ)祭り




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