プーリア…一つとして同じ顔を持たない土地。

砂と岩、緑と小麦畑に彩られた丘隆、見渡す限りの果樹とオリーブの畑、岩肌が剥き出しになった丘、穏やかな入り江、鍾乳洞、人間の手で何世紀もの時間をかけて作り上げた富饒な土地、ドルメン、メンヒル、城、教会、修道院、聖地、美術館、屋敷、別荘、大農場、塔、トゥルッリがひしめく乾き切った土地…これらがモザイク状に組み合わさったのがプーリアなのです。

四季を通じて芸術、文明、色彩、伝統、味覚を刺激してくれる土地・・・それがプーリアです。
 

Taranto - ターラント県

Taranto - Mar Piccolo

Cosa fare a Taranto

ターラント 

プーリア地方の県庁所在地の一つであるターラントは人口19万2520人 を有するイオニア海に面した町です。二つの海の町という通称で呼ばれるように、多数の船が係留された大海と内海である小海に岸を洗われています。

紀元前706年にスパルタ人の植民地として建設されたのが町の起源で、伝説によれば町の創設者とされているスパルタ人の英雄ファラントは、プーリアにたどり着いたときに彼の妻エトラ(ギリシャ語で晴朗という意味)が旅の困難を思い出しながら涙し、彼の額を濡らしたのを見て、デルフィの神殿でおまえは晴朗な空から降ってきた雨が額を濡らした場所に町を建てる事になる」という神託を受けたのを思い出し、この地に町を建設したと言われています。現在ターラントの港は商港、海軍の造船所、海軍基地として機能しています。

主な経済活動としては農業、漁業、航空産業、繊維、食品、化学産業、伝統工業(木材、ガラス、陶器)などが挙げられます。


見どころ

ターラントには昔を忍ばせるモニュメントが多く残っています。中でもドリス様式神殿の遺跡、様々なタイプの埋葬法を見ることが出来る古代ギリシャ、ローマ時代の古墳、救済主の地下礼拝堂、著名人の屋敷であるアヤラ・ヴァルヴァ邸、パンタレーオ邸 などは必見です。

数ある教会の中で、歴史的さらに建築的観点から興味深いのはバロック様式の美しいファサードを持ちながら起源をビザンツ式教会に持つ聖カタルド教会、ゴチック様式の聖ドメニコ・マッジョーレ教会 です。6500万年前の地質状況から古代ギリシャ植民時代、ビザンツ時代、中世、さらには18世紀の歴史変遷を伺わせてくれるボーモン・ボネッリ・ベッラチッコの地下墳墓 も特筆に価します。

サンタンジェロ城とも呼ばれているアラゴン城 は起源をビザンツ時代(916年)に持ち、その後1486年にアラゴン王朝フェルディナンド二世によって改築されたものです。一方サン・パオロ島には1700年代後半にターラントを地中海の砦とすべくナポレオン・ボナパルトが建築したラコス砦 があります。

  公的モニュメントとしては1887年にアクトン海軍元帥が落成した旋開橋(89.9メートル、島の上に発達した旧市街と半島部分に発達した新市街とを結ぶ)があります。1958年には電動で回転するための大工事を行い、その際に海の守り神である聖人の名を取り、聖フランチェスコ・ダ・パオラ橋と呼ばれるようになりました。  

ターラントにはさらに多くの自然保護公園があります。小海部分に広がる湿地帯に設けられたラ・ヴェーラ湿地公園 は野鳥保護センターとして町のWWF団体によって管理されています。 


イベント

  • 5月:聖カタルドの祝祭
  • 5月:マリア・デンゲインの結婚追想
  • 5月、7月:ターラントの競馬
  • 7月:ミラノ、ターラントの歴史追想
  • 8月:海のキリストの祝日
  • 9月:ステッラマリスの海上パレード 
  • ターラント産ムール貝を食材にしたイタリア料理フェスティヴァル
  • 12月:ターラント映画祭




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