Martina Franca

Taranto

説明

マルティーナ・フランカ は県庁所在地ターラントに次いで人口が多い町で、ムルジャ台地の南東部に広がるイトリアの谷と呼ばれている地域の中央部に位置しています。
町の名前の前半、マルティーナは紀元11世紀から続くトゥールの聖人マルティーノへの信仰から取られています。一方後半のフランカの方は1310年にアンジュー家のフィリッポ一世がこの土地に住むことを決めた者に土地を無償で与えたことから付けられたものです(註:フランカは非課税を意味する)。町の紋章の手綱無しで自由に駆ける白馬もそのことを暗示しています。
現在、マルティーナ・フランカはターラント県の中でも産業セクターの枠にとらわれないダイナミックな経済活動を営む町の一つです。
肥沃な谷あいを利用した農業では、特に食用ブドウ、オリーブの栽培が行われ、羊、牛、ヤギの牧畜も盛んです。またムルジェ種の馬に加え、マルティーナ・フランカ産のロバの飼育でも有名です。

見どころ

     マルティーナ・フランカの町は旧市街、城壁の外に拡張して作られた中心部、新市街の3つの地区に分かれています。
城壁の中にある旧市街にはかつて町の関所だった門が多数残っています。中でも町の守護聖人マルティーノの騎馬像を呈したバロック様式の聖ステーファノ門(Porta di Santo Stefano)と最も起源が古い、町の紋章を呈したルネッサンス様式の聖マリア門(Porta di Santa Maria)が代表的です。
聖ステーファノの門を入ってすぐのローマ広場の正面にある巨大なバロック様式の建築物は現在市庁舎として使用されている公爵邸(Palazzo ducale)です。1668年にペトラコーネ五世カラッチョロによってオルシーニ城跡に建てられたこの荘厳な建築物には300以上の部屋があり、中でも聖書の部屋、神話の部屋、アルカディアの部屋と呼ばれた部屋ではドメニコ・カレッラによるフレスコ画を見ることができます。
旧市街の教会の中でも必見なのは1700年代に建立された聖マルティーノ聖堂(Basilica di San Martino)です。マルティーナ風バロック様式の代表作である荘厳なファサードの中央に町の守護聖人マルティーノの姿を見て取れることができます。
1727年から1758年の間に建立されたカルミネ教会(Chiesa del Carmine)もバロック様式の優美な建築物で、内部には彩色した慈悲の聖女マリア像を奉納しています。
さらにバロック様式のファサードと中世スタイルの内部を有するギリシャ人の聖ジョヴァンニ教会(Chiesa di San Giovanni dei Greci) 、それとは逆に中世スタイルのファサードとバロック様式の内部をもつ聖ヴィト教会(Chiesa di San Vito)も一見に値します。 
かつての有産者の屋敷の中でも特筆に価するのは、石のバルコニーが美しいバルナバ邸(Palazzo Barnaba)、正面入口に二重の浮き出し飾りが見られるセメラーロ騎士邸(Palazzo del Cavalier Semeraro)、バルコニーに美しい鉄細工の装飾が見られるブラーシ邸(Palazzo Blasi)、1700年代の建築様式を使ったスタービレ邸(Palazzo Stabile)などです。
町の中央にある市立公園は緑が多い手入れの行き届いた公園で、人々の憩いの場所となっています。

イベント

  • 2月 – 聖母マリアお清めの祝日
  • 11月 – 聖マルティーノの縁日
  • 7月 – 町の守護聖人マルティーノの祝日

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