マッティナータはフォッジャ県の町です 。ガルガーノ国立公園の一部である町はオリーブ畑が広がる盆地に位置し、周囲を海と森に囲まれています。
町の名はマティヌム、マティーノを経て現在の名で呼ばれるようになったと言われています。
現在マッティナータはガルガーノに典型的な風光明媚な場所として有名な観光地になりました。白い小石が広がる浜辺は町からわずか1キロ。環境教育協会から数度にわたって美しい海を持つ町に送られるブルーフラッグ、さらに2010年には環境団体から3つ帆マークを受賞しました。
さらにオリーブ、アーモンド、イチジク、プルーン、カリン、ザクロ、柿、柑橘類、サボテンの実などを主要作物とする農業が盛んに行われています。
見どころ
通称ユンノと呼ばれている旧市街は13世紀に遡る石造りのパッギエレという住宅が残り、非常に独特な雰囲気を醸し出しています。
旧市街の中でも威容を誇るのは現在市立図書館として利用されている1840年築のマントゥアーノ邸（Palazzo Mantuano）と半円アーチの正面入口と広いホールを有する1900年代初頭に建築された優雅なベレッタ邸（Palazzo Beretta）（現市庁舎）です。
サラチェーノ山には500近くの墓を有する古墳があります。死の後に再び母胎に戻ることを象徴する子宮の形をした墓は、死者の社会的地位に応じて頭、盾、ファリスなどの装飾がつけられたダウネ石碑と呼ばれる石板で蓋がされています。
サクロ山には3つの身廊を持つ教会とロマネスク様式の修道院からなる三位一体のベネディクト会修道院（Abazia Benedettina della Santissima Trinità）の廃墟があります。内部には大天使ミカエルに捧げられた聖堂と正方形の基盤を持つ洗礼堂がありました。
さらにカモメが多いためカモメ湾とも呼ばれるヴィニャノーティカ湾（Baia di Vignanotica）の小石が広がる浜辺は、マッティナータから約13キロ離れた海岸沿いに多数の洞窟が見られることで有名です。
また切り立つ断崖、松林、白い小石の浜辺を持つメルゴーリ湾は世界にも誇れる風光明媚な場所です。
イベント
- 9月14～16日 – 守護聖女光の聖女マリアの祝日
- 9月 – 聖マッテーオの祝日
- 4月の最終土曜日 – 戴冠されたマドンナの祝日