Lecce

Lecce

説明

レッチェはプーリア地方の県庁所在地の一つでレッチェ台地とも呼ばれているサレント平野の中北部に位置する町です。アドリア海からは11キロ、イオニア海からは23キロの場所にあり、人口は9万6116人  です。 
伝説によればこの地にはトロイ戦争の勃発前にすでにメッサーピ人の町シバルがあったとされています。ジャピージ人の到来の後、三世紀にローマ人に占拠され、町はルピアエと名を変え、古代ローマの軍事基地として重要な町の一つになりました。現在、レッチェは芸術と文化の町として有名で、2010年には5000以上ある候補の中からアブ・ダビ、イスタンブール、京都らと並んで「旅行するのにベストな町」の一つに選ばれ、南のフィレンツェと称されるにふさわしい美しいモニュメント、旧市街を誇っています。

見どころ

レッチェはバロックの貴婦人と称されるように芸術、建築学的観点から貴重なモニュメントがたくさん見られる町です。 
全ての重要文化遺産をここにリストアップするのは不可能ですが、旧市街にナポリ門 から入ると、手始めに摂理の聖マリア教会、コスタンチノープルの聖マリア教会、アドルノ邸(1500年築)、聖クローチェ教会 などがあります。聖クローチェ教会はレッチェのバロック様式建築のシンボルともなる教会で1549年から1695年と二つの世紀をまたがる大工事の末、建立されました。さらに旧市街を進むと町の優雅な目抜き広場であるオロンツォ広場 に到達します。広場の一角には1900年代初めに発見された古代ローマ時代の円形劇場(1~2世紀)、聖オロンツォの円柱 が聳え立っています。この29メートルの円柱は12世紀の終わりにブリンディシのアッピア街道に立っていた2本の古代ローマの円柱のうちの1本を使って作られました。材質はアフリカ産の雲母大理石です。また1592年に建設されたセディーレ邸 は過去に市庁舎として使われてました。
オロンツォ広場のそばには1539年に三位一体礼拝堂と聖クローチェのチェレスティーノ修道院を壊して作られたカルロ五世の城 があります。稜保の二つに以前あった教会の名前を配したこの城は、トルコ人の侵略を防ぐために作られました。壮大な基盤を持つ外部に加え、芸術的価値のある内部装飾が特徴です。
さらにドゥオモ広場 も非常に示唆的な場所です。バロック様式をふんだんに使った建築物に四方を囲まれた珍しい広場で、1144年に建立されたイタリア国内でも5本の指に入るほど美しいドゥオモ、鐘楼、司教館広場、神学校 などが立ち並びます。町の防衛のために作られた建築物としては14世紀に作られたベッロルオゴの中世塔(当時は水を張った堀の中に立っていました)、1419年に若干18歳だったターラント王子ジョヴァンニ・アントーニオ・オルシーニ・デル・バルツォによって作られたパルコの塔 などがあります。パルコの塔は中世からルネッサンスへの変遷を記すレッチェのシンボルともなっています。この他に重要な教会として、中世に建立された聖ニコロと聖カタルド教会、興味深いルネッサンス式井戸を有する聖マリア・チェッラーテ修道院、福音史家聖ジョヴァンニ教会 、ギリシャ教会の原型の跡を残す聖マリア・デッラ・グラツィア教会 などがあります。

イベント

  • 8月24~26日:町の守護聖人、聖オロンツォの祝日、市場
  • 12月13~24日:プレセーピ市場 

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