Margherita di Savoia

Barletta-Andria-Trani

説明

マルゲリータ・ディ・サヴォイアはアンドリア・バルレッタ・トラーニ県にある、温泉で有名な町です。アドリア海の遠浅の海域に面したこの町は、15キロにもわたる砂浜に沿って広がる美しい自然と奥深い歴史を併せ持つことから観光地として人気がある町です。
町の起源は紀元前3世紀にまで遡ると言われています。1879年にイタリア女王サヴォイア家のマルゲリータに捧げるまでバルレッタ塩田という名で呼ばれていました。
マルゲリータ・ディ・サヴォイア温泉は中南部イタリアの中でも有名な温泉の一つです。塩田から直接引かれた温泉は塩分、臭素、ヨードを豊富に含み、婦人病、皮膚病、耳鼻疾患、呼吸器系疾患、リューマチなどに効用があります。
さらに大プリニウスにも引用された古い歴史を持つ塩田経営も町の重要な経済活動の一つです。アドリア海と平行に走る20キロにも及ぶ帯状の土地で年平均6億トンの塩が生産されています。イタリア国内で最大の規模を誇る塩田であることを納得させてくれる生産量だということが言えます。

見どころ

 マルゲリータ・ディ・サヴォイアは1568年に聖ニコラオ・デ・ペトラ岬の正面に建てられた石塔(Torre di Pietra)を手始めに見どころがたくさんある町です。但し現在では海の侵食によりこの岬の姿は影も形もありません。
町の中心部には大塔の名で親しまれる塩田の塔(Torre delle Saline)があります。12.67メートルの高さを誇る塔は、見張櫓として建てられた後、大砲塔、電報基地として利用され、現在では鉄道機械、遺跡から発掘された塩のサンプル、塩を生産する際に必要な器具などを展示する塩田歴史博物館(Museo Storico delle Saline)となっています。
町にある教会の中で特筆すべきは1794年に建立された教会跡にそびえる聖サルヴァトーレ教会(Chiesa Madre del Santissimo Salvatore)です。1964年に司教区の聖地となったこの教会は1500年代に描かれた町の守護聖人サルヴァトーレを祭っています。
また、町の守護聖女を祭っている嘆きの聖処女マリア教会(Chiesa della Beata Vergine Maria Addolorata)は1988年に司教区のマリア信奉の聖地として認定された教会です。
とは言ってもこの町を有名にしたのはやはり塩田から抽出された温泉と泥を使った温泉施設です。この温泉の効用を知った湯治客がイタリア中から集まってきます。
さらに現在では見学可能な塩田とマルゲリータ・ディ・サヴォイアの湿地帯も魅力のある場所の一つです。

イベント

  • 8月 – サヴォイア家マルゲリータ女王を偲ぶ歴史行列
  • 8月 – 町の守護聖人サルヴァトーレの祝日

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